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対価性のあるリターン(返礼品)を設定できますか?

コングラントでは、対価性がない商品又はサービスのみを寄付の返礼品として設定することが出来ます。
対価性のあるものを設定できない理由は、コングラントのサービスが、寄付の決済の代行を行うものとしているためです(利用団体向け利用規約第2条(1)参照)。仮に対価性あるものを返礼品にした場合には、売買など寄付とは異なる取引とみなされてしまう可能性があり、コングラントのサービス自体が成り立たなくなるおそれがあるためです。
 
そこで、コングラントでは、対価性の有無という観点から、寄付の返礼品として適切な内容かどうか検証を行わせていただいております。弊社の判断により寄付者に提供する商品、サービス等として不適切であるとの結論に至った場合には、返礼品として設定することを禁止させていただいておりますので(同利用規約第11条第1項(8)、同第2項参照)、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 
対価性については、現行法上明確な基準が用意されておらず、事案ごとの判断を行わざるを得ません。弊社では、周辺領域も含めた一般的な対応事例(例えば、「ふるさと納税」では3割以下にすべきとされています)等も参考に、事案の特性も踏まえて、弊社所定の基準(非公開とさせていただいております)に従った検証を行う運用としております。重ねてご理解をいただきたくお願い申し上げます。
 
なお、弊社所定の基準を満たしたとしても、NPO法人会計上の寄附金に該当することや、PST要件(パブリック・サポート・テスト要件)上の寄付金に該当することを約束するものではございません。この点については必ず管轄の税務署に確認の上、団体様の責任のもとご判断をお願いいたします。